おばんでーす、マンマ(@FvYq5manma)です
2020秋にこのテントを購入し、北海道で冬キャンプに実践投入したので、その使用後レビューを書いてみました
この記事には
✅hiby3のスペックや入ってる付属品
✅hiby3の設営の仕方
✅hiby3を真冬の北海道で使用してみて良い点、イマイチな点
✅hiby3の芝シーズンの結露情報
が書いてあります
soomloomのそっくりテント広域2との比較記事はこちら
NatureHike hiby3の結論
良い所として、設営完了後でも非常に重量が軽く移動も可能です。
また、悪天候でも耐えられる耐水性
風にも強く、前室も広いので前室での煮炊きが楽かも。(煮炊き時は必ず換気をしましょう)
設営・撤収が簡単ポールがアルミ合金なので頑丈
イマイチな点では、全室にランタンフックのような物がないので工夫が必要です。
前室にのぞき窓が付いており、全室から外の状況を伺う機能としてはいいが、逆に外からも中の状況がわかるわけでプライバシー対策が必要になる。(僕のように気にしない人間には関係ない話だが)
因みにhiby3を冬に使っている記事↓↓
①パレットヒルズ(鷹栖町)
②パレットヒルズ
③フラワーランド(上富良野)
Nature Hikeとは
中国の寧波(ねいは)で2005年に創設された新しいアウトドアブランドで注目のポイントは、
何と言ってもコスパの良さ!
有名メーカーの同レベル製品の相場と比べてずいぶんと安く、口コミで驚きの声が上がっています。
縫製やテントに使ってる生地は確かにいい仕事をしている
うちにはないテントの手触り(笑)
ソロキャンをする方には人気のmade in 中華メーカーです。


スペック


【サイズ】(Hiby3)200+110(長さ)x150(幅)x120cm(高さ)。
防水指数:(20D版) PU4000mm 。
ご注意:グランドシートのポールを差し込む所にゴム紐が付き。ロープはたまにテント本体に付着してる場合があります、ご注意してください。
【材質】20D版
<フライシート>20Dシリカゲルナイロン(片面)
<インナーテント>20D防水シリカゲル生地+高密度B3ナイロンガーゼ
<グランドシート>210Tナイロン生地
<フレーム>7001航空アルミポール。
出典:Amazon
本体・付属品


テント袋の中にはテントポール3本・テント・ジュラペグ・ガイロープも入ってます
専用のグランドシートも付属しているのはとても嬉しい




付属品込みで重量3.0Kg(付属品込)


付属品はジュラペグ16本・ガイロープ6本・グランドシートです


ジュラルミンのYペグが16本・ガイロープ・グランドシートが付属されています
付属品でグランドシートがあるのは珍しいですし、とても嬉しいです!
グランドシートはインナーテントにピッタリ合います
設営方法




赤いポールは赤いところへ銀色のポールは灰色の所に入れて立ち上げます
チェックポイント
ポールを通す所は色分けされているのでわかりやすく間違いづらい
ポールを通した後はグロメットにポールの先端を差し込めば完成です。
設営完了




そういえばインナー入ってなと思い、探すが見当たらず入り口を開けてみると驚いたことにインナーがすでに装着されていた。(もちろん取り外し可)
2~3人用テントとの事だが・・・。
2~3人用テントとの事だが・・・。180㎝(僕)150㎝(妻)140㎝(息子)で寝てみましたが・・・寝れないことはありませんが、寝返りは打てないので二人もしくはソロでの使用をおススメします。
自立式なのでアスファルトの上などペグの刺せない場所でも設営可能です。


入口開放時はこんな感じ。前室は約1m×1.5m程でソロテーブルやコンパクトチェアなら前室に入ります。




インナー最奥にジッパーがあり、そこから手を入れてベンチレーターの開閉ができます
インナーはランタンフックもついてます。


インナーは縦2m程ありました。ソロ仕様なら荷物も余裕で入れれます。


イマイチな所
広い前室があるのに、ランタンフックがない
なので前室にある吊り下げ式のインナーをつける輪っかにランタンをつりさげると良い
謎の覗き窓がある。最初は斬新な物で秘密基地みたいでかっこいいなとか、テント内から外をのぞく分にはいいが、という事は、外から中ものぞけるというわけで・・・。しっかりとしたプライバシー対策が必要だ。
その他
耐水圧
テント幕耐の水圧4000mmで相当激しい雨にも耐えられるのではないでしょうか?
耐水圧が高い分、通気性が悪く、結露や夏は熱が籠る原因になり得ますが、このテントはベンチレーターが3か所あり換気が能力が良いです。
設営時間
初見で設営した際は約17分で設営できましたが2回目は約15分でした。
設営撤収が非常に簡単で、もちろん一人で設営できます。
軽い
設営後でも軽いので持ち上げての移動が可能。
逆に軽いから風に飛ばされやすいのでペグダウンをしましょー。
ペグダウンすると風にはビクともしませんでした!
冬キャンプ実践投入後レビュー


使用環境
【気温】2度~氷点下14度
【風量】無風~吹雪
【天候】晴れ~吹雪


気温
2度~氷点下14度で使用しました
スカートが付いてないので前室は風の通りは多少あるも気になるほどではありません
冬キャンプの場合、スカートがなくても隙間を雪で埋めて風の通りを減らせば問題なし
インナーテントに入ってしまったら外気とは2~3度違いましたよ
風量
吹雪で使用しましたがビクともしません
設営した際、ピーンとフライシートがはらさるのでフライシートのバタつきもありません
風に非常に強いことが実際使ってみてわかりました
フォルムがキレイでした!
ただ、ベンチレータがありますが後ろ側が開かない作りなので大きな風の通り道は作ることは難しそうです。
すなわち夏のよく晴れた日はテント内の熱が逃げづらいかも。
ワンフロアとして使用
インナーを外してワンフロアとして使用してみた広さはこんな感じ


コットはもちろん、アウトドアワゴンも入りました。
めちゃくちゃ広い!!
結露について 2022.5更新
hiby3にはスカートが付いていないので通気が良いし、ベンチレーターがあるので結露はあまりないと思っていました。
今回はインナーを外してワンフロアとして使用してみました。


起床時:0.5℃
湿度:94%
天気:くもり
結露はありました
しかし、寝ていてシュラフに滴ってくるなどの量ではなく、指で触れば濡れるくらいです。
まとめ
良い所として、
設営完了後でも非常に重量が軽く移動も可能です。
また、悪天候でも耐えられる耐水性
風にも強く、前室も広いので前室での煮炊きが楽かも。(煮炊き時は必ず換気をしましょう)
設営・撤収が簡単ポールがアルミ合金なので頑丈
イマイチな点では、
全室にランタンフックのような物がないので工夫が必要です。
前室にのぞき窓が付いており、全室から外の状況を伺う機能としてはいいが、逆に外からも中の状況がわかるわけでプライバシー対策が必要になる。
NatureHikeの製品は他にもキャンプ用枕も所持していますが、使いやすいと妻からも高評価!
NatureHike公式のホームページから他の商品も見ることができるので是非参考にしてください




そっくりさんおった↓
コメント
こんばんは。
はじめてこのテントの詳細なレビューを読みました。
テンションも全体にかかってきれいなテントですね。
フレームワークがMOSSのSTAR系なので頭上空間も広くて風にも強そうです。
感心したのがペグの本数。
国産のメジャーなメーカーでも最低限の本数しか付属せず
強風時に必要なペグはあとから買ってねっていうことが多いので良心的だと思いました。
インナーは吊り下げ式のようですがレインフライだけで自立が可能なら
コット寝とかスクリーンタープ的な使い方もありそうですね。
実践レビューを楽しみにしています。
orionさん
そうなんです、張りがあってすごくきれいに見えるのですよ!
ペグもいつもはただの銀ペグなのにジュラペグだし量も多かったのでよかったですね。
インナーを外せばフライだけでも自立できるのできっと広々使えますね!